ウェブ解析の仕事をするために、どの分析ツールや言語を覚えるべきでしょうか?
実情として、ウェブ解析のツールは「Google Analytics」と「Adobe Analytics」の2択になります。
どちらを利用するか?は目的や予算によって、検討されることだと思いますが、大雑把に言えば、どちらのツールを使っても、同様のデータ取得が可能、ということが言えます。(厳密な差異は、また別の機会に)
では、「ウェブ解析」という仕事の内容を少し分解して考えてみましょう。
・公開されているウェブサイトのユーザーに向けた提供目的を理解する
・公開されているウェブサイト上の情報を整理して理解する
・公開されているウェブサイトの構造を制作視点や技術視点で理解する
以上のような観点での理解が、ウェブ解析というお仕事を行うとき必要となります。
これらの把握や理解なくてして、データ取得の方法を考えることも、例えば「コンセプトダイアグラム」を考えることも、
充分には出来ませんよね?
・・・ということは、ウェブ解析にとって基本となる知見や知識はサイトの仕組みを多面的、多角的に把握する知識という風に定義できると思います。
〇HTML
〇CSS
〇JavaScript
以上の3つの記述方法や言語の扱い方を知っておくことが必要になると思います。
さらに実践力を上げるならば、ウェブサイトの制作プロセスや素材の作り方、データの作り方を知ることも有効ですね。
デジタルマーケティングの領域では、次々に新しい手法やツールが登場し、デジタルマーケッターは常に情報の吸収や勉強に追われがちです。でも、上記3つの基本的な知識があれば、ウェブ解析の考え方や手法をより「実践的」に自らの知見・経験にしていくことが可能になると思います。
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